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レントゲン検査、CT検査、MRI検査など患者様に上手く説明できている?

画像検査に対する説明能力は診療放射線技師の必須スキル

 就職してから実感したのは、検査に対する理解を大抵の患者様は持っていないことです。私自身も大学で学ぶまではドラマの知識くらいしか持っていませんでした。これは年齢関係なく、ご高齢の方でも初めて画像検査を受けると言われるのをよく聞きます。

 よく分からない検査に対する抵抗感は大抵の方が持ちますし、放射線を使うと聞くとより悪いイメージしかありません。そうなると検査を拒否する場合もしばしばあります。もちろん検査を受ける受けないの選択は患者様の権利ですが、そのまま検査を中止してしまうのは患者様の為にならない場合が多いです。

 検査に対する不安を取り除き、安心して検査を受けていただくのも私達技師の重要な仕事です。どういった検査なのか、どうして検査をするのか、そういった説明が上手くできると、拒否をされていた患者様も納得して検査を受けていただけます。

 極端な話ですが、我々技師の説明スキルによって救える命があるのかもしれません。そのためにも検査に対する知識とそれを伝える力が医療現場では必須なのです。

実際に使ったオススメ書籍

放射線検査説明の手引き ―検査説明書・FAQ・ガイドライン

 一般向けの書籍となっており、各検査に対する要約とよく聞かれる質問に対する答えがまとまっています。私自身も未だにこの書籍をベースとして患者様からの質問に答えています。

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