もくじ
午前 問26
超音波で誤っているのはどれか。
- 周波数が低いほど減衰しやすい。
- 媒質の密度は伝搬速度に影響する。
- 媒質の体積弾性率は伝搬速度に影響する。
- 反射波と透過波の割合は媒質の音響インピーダンスと関係する。
- 音響インピーダンスは媒質の密度と媒質中の伝搬速度の積である。
解説
周波数が低いほど減衰しにくい
→表在組織は高周波プローブ、深部組織は低周波プローブを使用する
答え 1
午前 問27
超音波検査法で心室壁運動の評価に適するのはどれか。
- Aモード
- Bモード
- Mモード
- ドップラーモード
- カラードップラーモード
解説
Aモード
縦軸にエコーの強さ、横軸に体表からの深度で表す
Bモード
画像診断で使用されている一般的な表示法
Mモード
組織の動きを時間経過とともに観察する方法
弁や心臓の筋肉の動きを観察する
(カラー)ドップラーモード
血流の動態を観察する
答え 3
午前 問28
診断用X線装置の不変性試験について誤っているのはどれか。
- 使用者または代理人が行う。
- 担当者は診療放射線技師である。
- 基礎値は受入試験の値を用いる。
- 機器の構成要素の性能変化を早期に発見する。
- 機器の性能が設定基準を満足していることを確認する。
解説
不変性試験の基礎値は最初の不変性試験の値を用いる
答え 3
午前 問29
頭部MRIを示す。
矢印で示すアーチファクトの原因はどれか。
- FOV
- 義 歯
- 血 流
- 外来電波
- 位相エンコード数
解説
位置と金属アーチファクトであることを考えると義歯が原因と考えられる
答え 2
午前 問30
スピンエコー法の撮影時間を求める式として正しいのはどれか。
ただし、繰り返し時間はTR、エコー時間はTE、周波数エンコード数はNf、位相エンコード数はNp、加算回数はNEXとする。
- TR × Nf × NEX
- TR × Np × NEX
- TR × TE × NEX
- TR × Nf × Np × NEX
- TR × TE × Nf × Np × NEX
解説
繰り返し時間 × 位相エンコード数 × 加算回数
答え 2