もくじ
午前 問31
拡散強調画像について誤っているのはどれか。
- 見かけの拡散係数が得られる。
- b値はMPGパルスの間隔を示す。
- 急性期脳梗塞の診断に用いられる。
- 撮影には一般的にEPI法が用いられる。
- 組織の水分子のブラウン運動の大きさを画像化する。
解説
b値はMPGパルスの強さを示す
答え 2
午前 問32
MRI造影剤について誤っているのはどれか。
- SPIOは陰性造影剤として用いられる。
- 塩化マンガン四水和物はMRCPに用いられる。
- クエン酸鉄アンモニウムはリンパ系造影剤である。
- Gd – DTPAは気管支喘息の患者には原則禁忌である。
- Gd – EOB – DTPAは肝細胞に特異的に取り込まれる。
解説
クエン酸鉄アンモニウムは経口摂取し、消化管の造影や胆道膵管撮影時の陰性造影剤として用いる
答え 3
午前 問33
MRCPで高信号に描出されるのはどれか。2つ選べ。
- 脂肪
- 膵液
- 胆石
- 腹水
- 肝実質
解説
MRCPは水成分を強調した撮像法
答え 2,4
午前 問34
CHESS法による脂肪抑制MRIで誤っているのはどれか。
- 低磁場装置に適している。
- 選択的脂肪抑制パルスを付加する。
- 水と脂肪のケミカルシフトを利用する。
- 脂肪抑制効果は静磁場の均一性に依存する。
- FOVが大きいと効果が不均一になりやすい。
解説
化学シフト現象を利用している→高磁場装置に適している
答え 1
午前 問35
MRI造影剤で経口投与するのはどれか。2つ選べ。
- Gd – DTPA
- Gd – EOB – DTPA
- 塩化マンガン四水和物
- クエン酸鉄アンモニウム
- 超常磁性酸化鉄コロイド製剤
答え 3,4