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第66回診療放射線技師国家試験を解説#AM41~45

午前 問41

突然の左片麻痺患者の頭部MR像を示す。
病変が局在するのはどれか。

  1. 視床
  2. 基底核
  3. 小脳虫部
  4. 視床下部

解説

T2・DWIで高信号の部分が中心よりやや右側にあり、症状からも病変と判断できる。眼窩や小脳の高さから考えると橋の病変だとわかる。

答え 1

午前 問42

頸部痛患者のMR像を示す。
椎間板病変はどのレベルにあるか。

  1. C 2/3
  2. C 3/4
  3. C 4/5
  4. C 5/6
  5. C 6/7

解説

最も頭側に位置する椎体が軸椎(第2頚椎)であることがわかれば、後は数えるだけ

答え 4

午前 問43

肩関節のMR像を示す。
矢印で示す筋肉はどれか。

  1. 棘上筋
  2. 棘下筋
  3. 大胸筋
  4. 肩甲下筋
  5. 上腕二頭筋

解説

答え 1

午前 問44

膝関節のMR像を示す。
矢印で示す病変はどれか。

  1. 円盤状半月損傷
  2. 内側半月板前角損傷
  3. 内側半月板後角損傷
  4. 外側半月板前角損傷
  5. 外側半月板後角損傷

解説

下腿の脛骨・腓骨と膝蓋骨の位置から矢印が内側の後方であることがわかる

答え 3

午前 問45

頭部MR像を示す。
描出されているのはどれか。2つ選べ

  1. 下咽頭
  2. 前頭洞
  3. 側脳室
  4. 内耳道
  5. 乳突蜂巣

解説

蓄膿らしきものが見られる副鼻腔は上顎洞

答え 4,5

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