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第66回診療放射線技師国家試験を解説#AM46~50

午前 問46

骨盤部MR像を示す。
正しい組合せはどれか。2つ選べ

  1.      椎体
  2.      子宮体部
  3.      直腸
  4.      Douglas〈ダグラス〉窩
  5.      膀胱

解説

答え 2,3

午前 問47

頸部MRA像を示す。
正しい組合せはどれか。

  1.      内頸動脈
  2.      外頸動脈
  3.      総頸動脈
  4.      後大脳動脈
  5.      椎骨動脈

解説

答え 3

午前 問48

正常の右側腹部斜走査で得た超音波像を示す。
正しいのはどれか。

  1. 矢印は右腎上極を示している。
  2. 使用プローブはリニア型である。
  3. 肝が腎より背側に描出されている。
  4. 連続波の超音波ビームを用いている。
  5. 肝腎コントラストの上昇が認められる。

解説

答え 1

午前 問49

核医学検査室での診療放射線技師の行為で適切なのはどれか。

  1. 医師が確保した静脈路から放射性医薬品を投与した。
  2. 氏名確認の際に自ら名乗ってもらうように患者に促した。
  3. 放射線科医がいないため検査報告書に画像所見を記載した。
  4. 患者に不安を与えないため放射線被ばくについて説明しなかった。
  5. 医師がいなかったため自動体外式除細動器〈AED〉を使用しなかった。

解説

病院では氏名や生年月日で本人確認をすることが多いが、必ず患者に言ってもらって確認をおこなう。もはや常識の確認方法。

答え 2

午前 問50

集積した場合に腫瘍の種類を推定できるのはどれか。2つ選べ

  1. 18F – FDG
  2. 67Ga – クエン酸ガリウム
  3. 123I – MIBG
  4. 131I – ヨウ化ナトリウム
  5. 201Tl – 塩化タリウム

解説

123I – MIBG :副腎髄質や交感神経の腫瘍に集まる
131I – ヨウ化ナトリウム:甲状腺に取り込まれる

答え 3,4

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