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第66回診療放射線技師国家試験を解説#AM6~10

午前 問6

放射性標識化合物の放射化学的純度の検定に用いるのはどれか。

  1. 電気泳動法
  2. 昇華・蒸留法
  3. 電気化学的方法
  4. ラジオコロイド法
  5. Szilard-Chalmers〈ジラード・チャルマー〉法

解説

放射化学的純度検定

答え 1

午前 問7

関係ない組合せはどれか。

  1. 分配係数 ―――――――――――――― 溶媒抽出法
  2. 反跳効果                Szilard-Chalmers〈ジラード・チャルマー〉法
  3. 14C標識化合物の合成            Grignard 反応
  4. 放射化学的純度の検定          薄層クロマトグラフィ
  5. 蛋白質の放射性ヨウ素の標識法      Wilzbach法

解説

蛋白質の放射性ヨウ素の標識法

答え 5

午前 問8

放射化分析で誤っているのはどれか。

  1. 核反応を利用する。
  2. 原子炉を利用する。
  3. 非破壊分析が可能である。
  4. 微量の元素分析に適している。
  5. 元素の化学的性質に依存する。

解説

放射化分析は元素の化学的性質に影響されない

答え 5

午前 問9

X線管装置で正しいのはどれか。

  1. 短時間許容負荷は陽極全体の温度によって制限される。
  2. 負荷時間を2倍にすると短時間許容負荷は 1/2 になる。
  3. ヒートユニットは6ピーク波形を基準とした特別の単位である。
  4. 連続的に負荷を加えられる限界値はX線管装置最大冷却率で定まる。
  5. 実効焦点が同一の場合、ターゲット角度が大きいほど短時間許容負荷は大きい。

解説

答え 4

午前 問10

X線源装置で正しいのはどれか。

  1. X線の空間強度は陰極側よりも陽極側で強い。
  2. 可動絞りの上羽根は焦点外X線の低減に有効である。
  3. 管電圧が低く管電流が大きいほど実効焦点寸法は小さい。
  4. ターゲット角度が大きいほど利用可能な放射角度は大きい。
  5. 空間電荷制限領域では管電圧が低いほど大きな管電流を選択できる。

解説

答え 4

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