もくじ
午前 問26
ガンマカメラの性能とその評価に使用するものとの組合せで正しいのはどれか。
- 総合直線性
- 総合分解能
- 固有空間分解能
- 固有計数率特性
- 固有エネルギー分解能
解説
- 総合直線性
- 総合分解能
- 固有空間分解能
- 固有計数率特性
- 固有エネルギー分解能
答え 3
午前 問27
SPECTのデータ収集で正しいのはどれか。
- 360度収集は180度収集よりも定量性が低い。
- 収集カウントが4倍になるとSN比は2倍になる。
- 円軌道収集は近接軌道収集よりも空間分解能が高い。
- ピクセルサイズはシステム分解能の2倍以上とする。
- ステップ収集では検出器の静止時にデータは収集されない。
解説
- 360度収集は180度収集よりも定量性が高い
- 円軌道収集は近接軌道収集よりも空間分解能が低い
- ピクセルサイズはシステム分解能の1/2以下とする
- ステップ収集では検出器の静止時にデータを収集する
答え 2
午前 問28
ダイナミック収集によって算出する指標はどれか。
- Na123Iを用いた甲状腺摂取率
- 18F-FDGを用いたSUVmax
- 123I-MIBGを用いた心縦隔比
- 99mTc-ECDを用いた局所脳血流量
- 99mTc-MAAを用いた右左シャント率
解説
99mTc-ECDや123I-IMPを用いた局所脳血流量算出はダイナミック収集でおこなう
答え 4
午前 問29
123Iと組み合わせて2核種同時収集に用いられる頻度の高い核種はどれか。
- 67Ga
- 81mKr
- 111In
- 131I
- 201Tl
解説
201TlClと99mTc-PYP、201TlClと123I-BMIPP、201TlClと123I-MIBGなどの組み合わせ
答え 5
午前 問30
心電図同期心筋SPECTにおける解析で正しいのはどれか。
- 左室肥大の影響を受けない。
- 拡張期の心機能指標は得られない。
- 小さな心臓では左室容量が過小評価となる。
- R-R間隔の分割数が多くなるとSN比が向上する。
- R-R間隔の分割数が少なくなると収縮末期容量は過小評価となる。
解説
- 左室肥大によって壁厚は過小評価され左室容量は過大評価される
- 拡張期の心機能指標が得られる
- R-R間隔の分割数が多くなるとSN比が低下する
- R-R間隔の分割数が少なくなると拡張末期容量は過小評価、収縮末期容量は過大評価となる
答え 3