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第68回診療放射線技師国家試験を解説#PM41~45

午後 問41

陽子線の照射野形成で正しいのはどれか。 

  1. 患者ボーラスは照射方向ごとに異なる。 
  2. Wobbler〈ワブラー〉電磁石には直流電源を用いる。 
  3. スキャニング法のビーム利用効率は散乱体法より悪い。 
  4. レンジシフターで拡大ブラッグピーク〈SOBP〉を形成する。 
  5. 二重散乱体法の第2散乱体は一種類の材質からできている。 

解説

答え 1

午後 問42

前立腺癌の根治的外部照射で最も可能性の高い晩期障害はどれか。 

  1. 貧血 
  2. 腎不全 
  3. 直腸出血 
  4. 脊髄麻痺 
  5. 萎縮性膀胱 

解説

放射線性膀胱炎や直腸炎による血尿、血便や痛みなどが起こりやすい

答え 3

午後 問43

放射線治療の適応となるのはどれか。2つ選べ。 

  1. 子宮筋腫 
  2. 卵巣囊腫 
  3. 網膜剝離 
  4. 甲状腺眼症 
  5. 真性ケロイド 

解説

1~3は放射線治療の適応とならない

答え 4,5

午後 問44

放射線治療に伴う晩期障害で直列臓器はどれか。 

  1. 唾液腺 
  2. 肺 
  3. 肝臓 
  4. 脊髄 
  5. 骨髄 

解説

直列臓器とは臓器の一部が損傷すると機能が損なわれる臓器で、食道、脊髄、中枢気管支などがある

答え 4

午後 問45

論理回路を図に示す。 
対応する論理演算式はどれか。 

解説

上の回路はAND回路でBからNOT回路を経由している。
下の回路はNOR回路でAからNOT回路を経由している。
上下の回路からOR回路を通すとCとなる。

答え 4

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