もくじ
午前 問11
7TのMRIにおける水素原子核の共鳴周波数［MHz］に最も近いのはどれか。
ただし、1.5Tでの水素原子核の共鳴周波数を64MHzとする。
- 43
- 64
- 128
- 256
- 299
解説
7 × 64 / 1.5 ≒ 299
答え 5
午前 問12
5インチRFコイルの写真を示す。
撮影に適する部位はどれか。
- 脳
- 肝臓
- 手掌
- 脊髄
- 大動脈
解説
撮影範囲の狭い表皮に近い組織の撮影に用いる
答え 3
午前 問13
超音波検査で正しいのはどれか。
- 深部臓器を観察するためには高い周波数を用いる。
- 骨盤部内臓器の観察は排尿後に行うのが望ましい。
- セクタ式探触子では複数の振動子が円弧状に配列されている。
- ダイナミックレンジを広くすると画像のコントラストが強くなる。
- sensitivity time control〈STC〉は深さに応じてエコー信号を調整する。
解説
- 浅部臓器を観察するためには高い周波数を用いる
- 膀胱や前立腺等の観察は排尿前に行うのが望ましい
- セクタ式探触子では複数の振動子が直線状に配列されている
- ダイナミックレンジを広くすると画像のコントラストが弱くなる
答え 5
午前 問14
超音波像を示す。
走査方式はどれか。
- アーク走査
- セクタ走査
- リニア走査
- ラジアル走査
- コンベックス走査
解説
扇状の撮影範囲で、胆のうと肝臓が描出されているのでコンベックス走査となる
答え 5
午前 問15
MRIのSARで正しいのはどれか。
- 被写体が大きいほど低下する。
- フリップ角が小さい方が増加する。
- 1.5Tよりも3TのMRI装置の方が増加する。
- 同じスライス枚数のとき、TRが短いほど低下する。
- スピンエコー法よりも高速スピンエコー法の方が低下する。
解説
- 被写体が大きいほど増加する
- フリップ角が小さい方が低下する
- 同じスライス枚数のとき、TRが短いほど増加する
- スピンエコー法よりも高速スピンエコー法の方が増加する
答え 3