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第69回診療放射線技師国家試験を解説#AM61~65

午前 問61

小児に好発する脳腫瘍はどれか。

  1. 髄芽腫
  2. 髄膜腫
  3. 血管芽腫
  4. 下垂体腺腫
  5. 悪性リンパ腫

解説

小児で最も多くみられる脳腫瘍は星細胞腫で、次いで多いのが髄芽腫上衣腫

答え 1

午前 問62

白内障について誤っているのはどれか。

  1. 高齢者に多い。
  2. 水晶体の混濁を生じる。
  3. 主な症状は視力の低下である。
  4. 放射線被ばくは原因の一つである。
  5. ほとんどの場合は薬物治療で改善する。

解説

白内障の薬物療法は水晶体の濁りを改善する作用はなく、進行を抑制することを目的におこなう

答え 5

午前 問63

染色体異常によって起こるのはどれか。2つ選べ

  1. Cushing〈クッシング〉症候群
  2. Sjögren〈シェーグレン〉症候群
  3. Turner〈ターナー〉症候群
  4. Down〈ダウン〉症候群
  5. ネフローゼ症候群

解説

答え 3,4

午前 問64

予防にワクチンが用いられている疾患はどれか。

  1. 麻疹
  2. C型肝炎
  3. HIV感染症
  4. MRSA感染症
  5. マイコプラズマ肺炎

解説

A型肝炎、B型肝炎、肺炎球菌感染症、ジフテリア、 結核、インフルエンザ、麻疹、風疹、水痘、日本脳炎、ヒトパピローマウイルス感染症など

答え 1

午前 問65

アポトーシスを起こした細胞で生じる現象はどれか。2つ選べ

  1. 核凝縮
  2. 細胞分裂
  3. DNA複製
  4. 染色体分裂
  5. 細胞骨格の破壊

解説

核の凝縮 → DNAの分解・細胞骨格の破壊

答え 1,5

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