サイトアイコン 放射線技師の学習ブログ

第69回診療放射線技師国家試験を解説#PM41~45

午後 問41

重粒子線(陽子線を含む)の照射法で正しいのはどれか。2つ選べ

  1. 二重散乱体法では電磁石を用いる。
  2. 散乱体法では患者ボーラスを用いる。
  3. スキャニング法では散乱体を用いる。
  4. スキャニング法では強度変調が可能である。
  5. Wobbler〈ワブラー〉散乱体法では直流電流を用いる。

解説

答え 2,4

午後 問42

放射線治療において線量分布を改善する目的で用いるのはどれか。

  1. EPID
  2. 固定具
  3. 体内マーカ
  4. ファントム
  5. ウェッジフィルタ

解説

線量分布を改善する器具

答え 5

午後 問43

放射線治療の適応となるのはどれか。2つ選べ

  1. 肝血管腫
  2. 子宮筋腫
  3. 真性ケロイド
  4. 乳腺線維腺腫
  5. 脳動静脈奇形

解説

知識問題ではあるが、肝血管腫・子宮筋腫・乳腺線維腺腫の様な良性腫瘍には基本的に適応とならないので、消去法で正答を導けるかも

答え 3,5

午後 問44

放射線治療後の変化として最も早期に出現するのはどれか。

  1. 脱毛
  2. 脊髄症
  3. 白内障
  4. 肺線維症
  5. 膀胱萎縮

解説

放射線治療の急性障害に関する問題
発熱、吐き気、皮膚炎、脱毛、潰瘍、肺炎、膀胱炎、腸炎などがある

答え 1

午後 問45

論理回路を図に示す。
出力Cを表す論理式はどれか。

解説

左上がNOR回路(AまたはBの否定)、左下がNAND回路(AかつBの否定)、右がOR回路となる

答え 4

モバイルバージョンを終了