もくじ
午前 問91
頭部X線写真を示す。
矢印で示すのはどれか。
- 篩骨
- 下顎骨
- 頰骨弓
- 蝶形骨
- 乳突蜂巣
解説
顔面の一番出っ張っている部分なので頬骨とわかる
答え 3
午前 問92
頭部CT像を示す。
描出されていないのはどれか。
- 視床
- 内包
- 尾状核
- 第四脳室
- シルビウス裂
解説
答え 4
午前 問93
デジタル特性曲線で誤っているのはどれか。
- 入出力の線形性を評価できる。
- システムのコントラスト特性を評価できる。
- 入射X線量のダイナミックレンジを評価できる。
- タイムスケール法による測定は相反則不軌の影響を受ける。
- ブーツストラップ法による測定は散乱X線の影響を受ける。
解説
タイムスケール法による測定は相反則不軌の影響を受けない
答え 4
午前 問94
ある癌診断の画像検査で、真陽性率が98%、偽陽性率が5%であった。この癌の一般的な罹患率は1%である。
ある人がこの画像検査を受けて陽性と判断されたとき、実際に癌に罹患している確率に最も近いのはどれか。
- 10%
- 17%
- 25%
- 67%
- 95%
解説
(0.98 × 0.01) / ((0.98 × 0.01) + (0.05 × 0.99)) ≒ 0.17
答え 2
午前 問95
ROC解析で正しいのはどれか。
- C-DダイアグラムからROC曲線を導き出せる。
- 観察者間の診断能力の比較に使用してはならない。
- 雑音画像試料のみの観察でもFROC曲線が描ける。
- ROC曲線下の面積は2肢強制選択法の正答率に対応する。
- 連続確信度法では10等分程度の目盛りを付けたスケールを使用する
解説
- C-DダイアグラムからROC曲線を導き出せない
- 観察者間の診断能力の比較に使用できる
- 雑音画像試料のみの観察でFROC曲線は描けない(信号画像試料も必要)
- 連続確信度法では目盛りを必要としない
答え 4