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第71回診療放射線技師国家試験を解説#PM41~45

午後 問41

小線源治療の対象となるのはどれか。2つ選べ

  1. 喉頭癌
  2. 卵巣癌
  3. 子宮頸癌
  4. 前立腺癌
  5. 悪性リンパ腫

解説

子宮頸がん、子宮体がん、舌がん、前立腺がん、上咽頭がん、食道がんなど

答え 3,4

午後 問42

放射線治療において電子線を用いた1門照射を行うのはどれか。

  1. 下垂体腺腫
  2. 甲状腺眼症
  3. 真性ケロイド
  4. 聴神経腫瘍
  5. 脳動静脈奇形

解説

電子線治療の主な適応疾患は、頭頸部腫瘍、皮庸癌、ケロイド、血 管 腫など

答え 3

午後 問43

上咽頭癌の放射線治療計画における計画標的体積〈PTV〉(実線)と耳下腺(点線) の線量体積ヒストグラムを図に示す。 
PTV の D95%[Gy]と耳下腺の V24Gy の組合せで正しいのはどれか。

解説

D95%:95%体積に対する線量
V24Gy:線量24Gyに対する体積割合

答え 1

午後 問44

放射線治療において早期有害事象の発生頻度と照射体積の関係が最も強い臓器はどれか。

  1. 心臓
  2. 腎臓
  3. 皮膚

答え 1

午後 問45

Fourier〈フーリエ〉変換で正しいのはどれか。

  1. 偶関数の Fourier 変換は虚数になる。
  2. Fourier 変換で得られる周波数成分には虚部と実部がある。
  3. 画像のパワースペクトルを逆 Fourier 変換すると元の画像になる。
  4. 畳み込み積分の Fourier 変換はそれぞれの Fourier 変換の和に等しい。
  5. Fourier 変換で得られるスペクトルの絶対値をパワースペクトルという。

解説

答え 2

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