もくじ
午後 問96
放射線防護に用いられる実用量はどれか。
- カーマ
- 吸収線量
- 等価線量
- 個人線量当量
- 預託実効線量
解説
防護量と比較できるように定義された実際に測定できるような量
- 周辺線量当量
- 方向性線量当量
- 個人線量当量
- 1cm線量当量
答え 4
午後 問97
法令に規定された診療放射線技師の業務はどれか。2つ選べ。
- 造影剤の調剤
- 照射録の作成
- MRI検査の実施
- 散瞳薬を投与した者の眼底撮影の実施
- 患者の居宅における百万電子ボルト以上のエックス線照射
解説
頻出問題かつサービス問題なので確実に点数を取れるようにしましょう
答え 2,3
午後 問98
医療法施行規則の規定で出入口が1か所に限定される放射線設備はどれか。
- 廃棄施設
- 放射線治療病室
- エックス線診療室
- 診療用放射線照射装置使用室
- 放射性同位元素装備診療機器使用室
解説
実際に業務に携わっている人には簡単な問題
要は安全上出入り口が1か所でないと重大な事故に繋がりかねない設備
答え 4
午後 問99
乳房だけにX線が 2.0mGy均等に当たった場合の実効線量[mSv]はどれか。
ただし、放射線加重係数と組織加重係数は国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007年勧告の値とする。
- 0.10
- 0.16
- 0.24
- 0.32
- 0.48
解説
X線の放射線加重係数:1
乳房の組織加重係数:0.12
答え 3
午後 問100
体外計測法による内部被ばくの評価で正しいのはどれか。
- 残留関数が使用される。
- 体表面汚染を分離できる。
- バイオアッセイ法と呼ばれる。
- 排泄物中の放射能量が使用される。
- 主な計測対象はα線放出核種である。
解説
- 主にγ線放出核種を計測
- 人体を直接測定する(間接測定はバイオアッセイ法)
- 十分な遮蔽によりバックグラウンド線量を抑える必要がある
答え 1