午前 問1
ペーパークロマトグラフィに関係がないのはどれか。
- Rf 値
- 原 点
- カラム
- スポット
- 展開溶媒
解説
毛管現象によって展開溶媒がろ紙を上昇し、同時にろ紙下端からおよそ5cmくらいの位置(原点)にスポットした試料も上昇する。この上昇率をRf値と呼ぶ。
答え 3
午前 問2
核種について誤っているのはどれか。
- 68Gaは安定同位体である。
- 14Cと14Nは同重体である。
- 123Iは放射性同位体である。
- 99mTcと99Tcは核異性体である。
- 133Iと135Csは同中性子体である。
解説
同位体:核内の陽子数は等しいが、質量数(陽子数と中性子数の和)が異なる元素
安定同位体:1Hや2Hなど放射線を放出しない安定な同位体
放射性同位体:3Hなど不安定で放射線を放出して別の核種に変わるもの
同重体:質量数は等しいが、陽子と中性子の数が異なるもの
同中性子体:中性子数は同じだが、陽子数が異なるもの
核異性体:99mTcと99Tcなど陽子数と中性子数は同じだが、核内のエネルギー状態が異なるもの
答え 1
午前 問3
壊変図について正しいのはどれか。
- 縦に質量数を表す。
- 横にエネルギー準位を表す。
- γ 壊変は右下方の矢印で表す。
- β-壊変は左下方の矢印で表す。
- 分岐壊変を表すことができる。
解説
- 縦にエネルギー準位を表す。
- 横に原子番号を表す。
- γ 壊変は垂直線または波線の矢印で表す。
- β-壊変は右下方の矢印で表す。
- 分岐壊変を表すことができる。
答え 5