午前 問23
頸動脈超音波像を示す。
正しいのはどれか。
- 頸動脈プラークがある。
- M モードで撮影されている。
- 超音波周波数は 10 kHz 程度である。
- Doppler(ドプラ)法が併用されている。
- セクタ形探触子(プローブ)が使用されている。
解説
- 画像中央にプラークがある
- 画像はBモード(Mモードは主に心エコーで使用する)
- 血流測定にドプラ法を使用する
- 表在組織にはリニア型を使用する(周波数:7.0~10.0MHz)
答え 1
午前 問24
Gd – EOB – DTPA で正しいのはどれか。
- 経口投与する。
- 鉄を含有する。
- 尿中には排泄されない。
- 高齢者への投与は禁忌である。
- 肝細胞に特異的に取り込まれる。
解説
ガドキセト酸ナトリウム(Gd – EOB – DTPA)は血管内から細胞間隙に分布し、肝細胞に特異的に取り込まれる。尿中と胆汁中に排泄される。
答え 5
午前 問25
SPECT 装置で正しいのはどれか。
- 3検出器型は頭部専用装置である。
- 同時計数対応型はシンチレータに BGO を用いる。
- 2検出器型では回転半径は空間分解能に影響しない。
- 1検出器型で心筋 SPECT は 180 度収集が可能である。
- ステップ収集では検出器の回転中にデータサンプリングを行う。
解説
- 3検出器型は頭部や心臓で使用される
- 回転半径が小さいほど空間分解能は良い
- ステップ収集では検出器の停止中にデータサンプリングを行う
答え 4