もくじ
午前 問80
診断用 X 線の半価層計測で正しいのはどれか。
- 吸収体として鉛を用いる。
- 小型の空気電離箱を用いる。
- 吸収体と検出器を密着させる。
- 純度 50%以上の吸収体を用いる。
- 照射野を吸収体の大きさに合わせる。
解説
- 吸収体としてアルミニウムを用いる。
- 純度99.99%
答え 2
午前 問81
物理量と単位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- カーマ
- シーマ
- 吸収線量
- 照射線量
- 質量阻止能
解説
- カーマ
- 吸収線量
- 照射線量
答え 2,5
午前 問82
定位放射線治療の線量計測で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 側方電子平衡は無視できる。
- 電離空洞は小さい方がよい。
- 出力係数の測定が必要である。
- フィルムは検出器として用いられない。
- 電離箱線量計のステム効果は無視できる。
解説
- ステム効果とは電離箱に接続されたケーブルやコネクターを X 線に曝した際にその部分が X 線に対して感度を持つことがある。
- 線量プロファイルの検証にはフィルムが用いられる。
答え 2,3
午前 問83
X 線が複数の線減弱係数の異なる組織を透過することによって生じるX線写真の陰影変化を説明するのはどれか。
- 重積効果
- 接線効果
- ヒール効果
- 部分容積効果
- Groedel〈グレーデル〉効果
解説
重責効果:異なる線減弱係数のものが複数重なることでⅩ線の陰影が変化する
答え 1
午前 問84
デジタルトモシンセシスについて正しいのはどれか。
- CR 受像器を用いる。
- 多方向から撮影する。
- 受像器に垂直な断層像を得る。
- 断層面の数と同数の撮影を繰り返す。
- スライス厚分解能は投影角度には依存しない。
解説
- 受像器に並行な断層像を得る
- FPDを用いる
答え 2