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第72回診療放射線技師国家試験を解説#AM96~100

午前 問96

線量を直接読み取れるのはどれか。

  1. 蛍光ガラス線量計
  2. 電子式ポケット線量計
  3. 熱ルミネセンス線量計
  4. フィルムバッジ線量計
  5. 光刺激ルミネセンス線量計

解説

答え 2

午前 問97

 18F – FDG に対し鉛防護壁を設置する場合、放射線量を1,000 分のにする防護壁の厚さ[cm]に最も近いのはどれか。ただし、ln 10 = 2.3、線減弱係数は 1.7 cm-1 とし、散乱線は考慮しないものとする。

  1. 2.0
  2. 4.2
  3. 8.5
  4. 12
  5. 16

解説

1/1000 = e-1.7x

答え 2

午前 問98

放射線による表面汚染の管理で正しいのはどれか。

  1. 間接測定法は固着性汚染の測定に適する。
  2. 直接測定法は遊離性汚染の測定に適する。
  3. 表面汚染の測定は JIS 規格に規定されている。
  4. 表面密度限度以下の物品は管理区域外に持ち出してもよい。
  5. α 線を放出する放射性同位元素の表面密度限度は 40 Bq/cm2である。

解説

答え 3

午前 問99

放射線同位元素による汚染の除染作業について正しいのはどれか。

  1. 傷口の汚染は多量の温流水で洗い流す。
  2. 除染に使用したガーゼ類は直ちに廃棄する。
  3. 皮膚の除染剤としてアルコールを使用する。
  4. 除染剤は化学的活性度の高いものから優先して使用する。
  5. 床面は汚染レベルの高い方から低い方に向かって除染する。

解説

不適切問題として削除されました
正しくは放射”性”同位元素です

答え 不適切問題(正しい問題文だと答えは1)

午前 問100

医療安全に関する用語と事例の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ

  1. アクシデント     撮影条件の誤りに気づいて検査実施前に修正した。
  2. インシデント     画像検査中に患者が装置から転落して負傷した。
  3. ヒヤリハット     診療放射線技師が使用済み注射針を自らに誤って刺した。
  4. フールプルーフ    適切な薬剤のみが接続されるように設計された形状のコネクタを使用した。
  5. フェイルセーフ    気泡の検出と連動する自動停止機能が備わった造影剤注入装置を使用した。

解説

答え 4,5

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