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第72回診療放射線技師国家試験を解説#PM36~40

午後 問36

放射線治療の適応判断から治療開始までの医療行為の順序で最も適切なのはどれか。

  1. 患者への説明と同意の取得 → 固定具の作成 → 治療計画用 CT 撮影
  2. 患者への説明と同意の取得 → 治療計画用 CT 撮影 → 固定具の作成
  3. 固定具の作成 → 患者への説明と同意の取得 → 治療計画用 CT 撮影
  4. 治療計画用 CT 撮影 → 患者への説明と同意の取得 → 固定具の作成
  5. 治療計画用 CT 撮影 → 固定具の作成 → 患者への説明と同意の取得

答え 1

午後 問37

根治治療として化学放射線療法が行われるのはどれか。

  1. 乳癌
  2. 肺癌
  3. 肝臓癌
  4. 甲状腺癌
  5. 前立腺癌

解説

肺癌、頭頚部癌、食道癌、子宮頚癌などに適応

答え 2

午後 問38

乳房温存療法の放射線治療計画で正しいのはどれか。

  1. 10 MV 以上の X 線を選択する。
  2. 患側全乳房を臨床標的体積とする。
  3. 前後対向2門照射が一般的である。
  4. 治療計画用 CT は側臥位で撮影する。
  5. 治療計画用 CT は最大呼気の息止めで撮影する。

解説

答え 2

午後 問39

通常分割照射での放射線治療において、脊髄の耐容線量[Gy]に最も近いのはどれか。

  1. 10
  2. 30
  3. 50
  4. 70
  5. 100

解説

答え 3

午後 問40

定位放射線治療〈SRT〉で誤っているのはどれか。

  1. 多門照射で行う
  2. 分割照射で行う。
  3. 体幹部の照射を行う。
  4. 定位的手術枠を用いる。
  5. ノンコプラナ照射で行う。

解説

答え 4

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