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第73回診療放射線技師国家試験を解説#AM81~85

午前 問81

空間分解能が最も優れているのはどれか。

  1. 蛍光ガラス素子
  2. ファーマ形電離箱
  3. 平行平板形電離箱
  4. 熱ルミネセンス素子
  5. ラジオクロミックフィルム

解説

アナログシステムは空間分解能に優れている

答え 5

午前 問82

X線フィルム(ラジオグラフィックフィルム)に対するラジオクロミックフィルムの特徴で正しいのはどれか。 

  1. 水中利用はできない。
  2. 反応は温度依存がない。
  3. 照射後の濃度上昇はない。
  4. エネルギー依存性が大きい。
  5. 読み取り方向の依存性がある。

解説

答え 5

午前 問83

胃角に異常が疑われた場合の上部消化管造影検査における撮影体位で、最も適切なのはどれか。

  1. 右側臥位像
  2. 背臥位正面像
  3. 再立位第1斜位像
  4. 背臥位第1斜位像
  5. 半立位第2斜位像

解説

まず、立位、半立位は胃角に造影剤が溜まってしまうので不適切となる
胃角が広く描出されるには人により異なるが、一般的に背臥位正面か背臥位第1斜位で撮影する
ただ、画像上では胃角が広く描出されている画像を体位によらず、正面像と定義されている

答え 2

午前 問84

経皮的経路による胆道系の造影検査法はどれか。

  1. DIC
  2. DIP
  3. PTC
  4. ERCP
  5. MRCP

解説

答え 3

午前 問85

治療や検査の標準的な経過を説明するため、入院中の予定をスケジュール表のようにまとめた入院診療計画書はどれか。

  1. クリニカルパス
  2. ダブルチェック
  3. チェックリスト
  4. ブリーフィング
  5. PDCA サイクル

解説

クリニカルパスとは医療内容を評価・改善し、より質の高い医療を患者さんに提供することを目的とし、入院から退院までの治療・検査のスケジュールをまとめた計画表

他の選択肢については聞いたことありますよね?

答え 1

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