サイトアイコン 放射線技師の学習ブログ

第73回診療放射線技師国家試験を解説#PM26~30

午後 問26

ウェル型電離箱放射能測定装置で正しいのはどれか。

  1. β線を測定することができる。
  2. 1気圧式は加圧ガス封入式よりも感度が高い。
  3. 1kBq以下の放射能を測定するのに適している。
  4. 試料の位置による検出効率の変化は無視できる。
  5. 測定する核種の違いによる補正係数が設定されている。

解説

答え 5

午後 問27

半導体検出器を使った核医学装置で正しいのはどれか。

  1. 素子が小さいので半導体カメラのコリメータは必要ない。
  2. 術中プローブは手術中に高解像度の画像を得ることができる。
  3. 半導体カメラのエネルギー分解能はFWHMで15%程度である。
  4. 半導体カメラの計数率特性はシンチレーションカメラより優れている。
  5. 半導体カメラの散乱線の割合はシンチレーションカメラと同程度である。

解説

答え 4

午後 問28

心筋シンチグラフィの極座標表示を示す。
矢印で示す心筋壁はどれか。

  1. 下壁
  2. 前壁
  3. 側壁
  4. 中隔
  5. 心尖部

解説

答え 2

午後 問29

骨シンチグラフィで正しいのはどれか。

  1. 検査当日は絶食が必要である。
  2. 心筋は生理的集積部位である。
  3. 疲労骨折の診断に有用である。
  4. 検査前日に下剤の内服が必要である。
  5. 放射性医薬品はアミロイド化合物である。

解説

答え 3

午後 問30

診断用シングルフォトン放射性医薬品の特性として望ましいのはどれか。

  1. 薬理作用がある。
  2. β線を放出する。
  3. 複数のγ線エネルギーを持つ。
  4. 半減期は長ければ長いほど良い。
  5. 目的とする臓器や組織に集積する。

解説

答え 5

モバイルバージョンを終了