もくじ
午後 問86
X線写真を示す。
撮影法であてはまらないのはどれか。
- 検側上腕を外転する。
- 通常立位で撮影する。
- 肩甲骨の中央に入射する。
- 検側の外側を受像器につける。
- 肩甲骨がY字形に描出される。
解説
肩甲骨のスカプラY撮影
検側上肢は非検側の肩をつかむ様にして撮影する
答え 1
午後 問87
CTによるAutopsy Imaging〈死亡時画像診断〉について正しいのはどれか。
- 適切な感染対策を施す。
- 遺族の同意確認は必要としない。
- 医療事故調査の目的で行ってはならない。
- 通常の臨床での検査より低線量で検査を行う。
- 遺体に挿入されたデバイスは抜去し撮影することが原則である。
解説
- 遺族の同意確認は必要である
- 医療事故調査の目的で行なうことがある
- 通常の臨床での検査と同等以上の線量を用いる
- 遺体に挿入されたデバイスなどは現状維持して撮影する
答え 1
午後 問88
検査と被検者への投与物質の組合せで正しいのはどれか。
- MRCP
- DIC-CT
- 造影超音波検査
- ミエログラフィ
- CTコロノグラフィ
解説
- MRCP
- DIC-CT
- 造影超音波検査
- ミエログラフィ
答え 5
午後 問89
頭部単純CTを示す。
病変が存在するのはどれか。
- 視床
- 基底核
- 前頭葉
- 側頭葉
- 頭頂葉
解説
矢印部分が低吸収域となっている
答え 3
午後 問90
腹部造影CT(No.7A)と治療週間後の腹部単純CT(No.7B)を示す。
行われた治療は何か。
- 凍結療法
- 肝部分切除術
- 定位放射線療法
- 肝動脈化学塞栓術
- ラジオ波焼灼療法
解説
Aの肝臓内に造影剤の異常な集積がみられ、Bで同じ部分に高吸収な物質が留置されているので、選択肢から肝動脈化学塞栓術であると考えられる
答え 4