サイトアイコン 放射線技師の学習ブログ

第73回診療放射線技師国家試験を解説#PM96~100

午後 問96

国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007年勧告において、組織加重係数が最も小さいのはどれか。

  1. 甲状腺
  2. 乳房
  3. 生殖腺

解説

答え 1

午後 問97

表面汚染密度限度が4Bq/cm2である核種はどれか。

  1. 60Co
  2. 137Cs
  3. 131I
  4. 223Ra
  5. 90Y

解説

表面汚染密度限度が4Bq/cm2である核種はα線放出核種となるので選択肢の中では223Raとなる

答え 4

午後 問98

病院に診療の用に供するエックス線装置を備えた場合に都道府県知事への届出を規定する法令はどれか。

  1. 医療法
  2. 診療放射線技師法
  3. 電離放射線障害防止規則
  4. 放射性同位元素等の規制に関する法律
  5. 労働安全衛生法

答え 1

午後 問99

放射線防護体系で正しいのはどれか。

  1. 線量限度は経済的要因を考慮して決められなければならない。
  2. 線量拘束値は全ての線源から個人が受ける線量の上限である。
  3. リスク拘束値は一つの線源から個人が受ける線量の上限である。
  4. 防護の最適化は代替手段の便益に配慮して行わなければならない。
  5. 行為の正当化は代替手段のコストに配慮して行わなければならない。

解説

答え 5

午後 問100

チタン酸90Srを誤って吸入摂取した場合の内部被ばく線量の測定法で適切なのはどれか。
ただし、飛散量は少ないものとする。

  1. MIRD法
  2. 体外計測法
  3. 鼻孔スミヤ法
  4. バイオアッセイ法
  5. 空気中放射性物質濃度測定法

解説

排泄物など人体からの試料を分析することで体内に摂取された放射性核種を評価するバイオアッセイ法が用いられる

答え 4

モバイルバージョンを終了