もくじ
午前 問6
X線源装置の総ろ過を増加させたときの変化で正しいのはどれか。
- 半価層は薄くなる。
- X線量は少なくなる。
- 線質指標は低くなる。
- 実効エネルギーは低くなる。
- 被写体コントラストは高くなる。
解説
- 半価層は厚くなる
- 軟線がカットされることで線質指標は高くなり、実効エネルギーは高くなる
- 被写体コントラストは低くなる
答え 2
午前 問7
LCDで正しいのはどれか。
- CRTと比べて消費電力が大きい。
- 大画面になると幾何学的歪みが発生する。
- スクリーンセーバーは画面の反射防止に有用である。
- 医用画像モニタの表示階調にはGSDFが用いられる。
- ランダムノイズの主な原因はピクセル間の輝度のばらつきである。
解説
- CRTと比べて消費電力が約半分
- 幾何学的歪みは発生しない
- スクリーンセーバーはCRTの焼き付き防止に有用である
- ランダムノイズは電子やX線のばらつきが原因
答え 4
午前 問8
CR装置で正しいのはどれか。
- ダイナミックレンジはFPDよりも狭い。
- 輝尽励起光の波長は400nm程度である。
- 乳房撮影用の画素サイズは100μm程度である。
- フェーディング現象は輝尽発光量に影響しない。
- 両面集光方式は片面集光方式よりも輝尽発光の集光効率が高い。
解説
- ダイナミックレンジはFPDよりも広い
- 輝尽励起光の波長は633nm
- 乳房撮影用の画素サイズは50μm程度
- 一般撮影用の画素サイズは100~200μm程度
- フェーディング現象は輝尽発光量に影響する
答え 5
午前 問9
図に示す受像器から離れた位置にある点Tを受像器X軸中心より左右に各5cm移動させた焦点位置a、bで撮影したところ、画像A、B上の異なる位置に投影された。
点Tの受像器面からの距離[cm]に最も近いのはどれか。
ただし、受像器は固定、焦点は点焦点、焦点受像器間距離は100cmとする。
- 7.2
- 9.1
- 11.8
- 13.7
- 16.7
解説
1 / ( 10 + 1 ) = 9.1
答え 2
午前 問10
マルチスライスCTと比較した歯科用コーンビームCTの特徴で正しいのはどれか。
- 撮影時間が短い。
- 撮影領域が広い。
- 空間分解能が高い。
- 濃度分解能が高い。
- 画素濃度値の正確性が高い。
解説
- 撮影時間はやや長い
- 撮影領域は狭い
- 濃度分解能は低い
- 歯によるノイズによって画素濃度値の正確性が低い
答え 3