もくじ
午前 問6
厚生労働省通知で保守点検計画を策定すべき装置に規定されていないのはどれか。
- 診療用粒子線照射装置
- 血管造影X線診断装置
- X線CT装置(医用X線CT装置)
- 磁気共鳴画像診断装置(MRI装置)
- 診療用放射線照射装置(ガンマナイフ等)
解説
- X線CT装置(医用X線CT装置)
- 磁気共鳴画像診断装置(MRI装置)
- 診療用粒子線照射装置
- 診療用高エネルギー放射線発生装置(直線加速器等)
- 診療用放射線照射装置(ガンマナイフ等)
答え 2
午前 問7
超音波ドプラ法で正しいのはどれか。
- リニア型プローブでは実施できない。
- パワードプラ法では血流速度を知ることはできない。
- パワードプラ法では造影剤の静注投与が必要である。
- カラードプラ法では折り返しアーチファクトを生じない。
- カラードプラ法では腫瘍内部の血流を表示することはできない。
解説
- リニア型プローブで血流の観察に用いる
- パワードプラ法では造影剤は不要
- カラードプラ法では折り返しアーチファクトを生じる
- カラードプラ法では腫瘍内部の血流を表示できる
答え 2
午前 問8
管電圧100kV、管電流800mA、撮影時間0.1s、管電圧リプル百分率12%のインバータ式X線装置の公称最大電力[kW]はどれか。
- 59.2
- 76.0
- 80.0
- 96.0
- 125.0
解説
管電圧リプル百分率12%に対する係数は0.95であるので、
100 × 800 × 10-3 × 0.95 = 76
答え 2
午前 問9
DXA方式骨密度測定装置で正しいのはどれか。
- 横断像を用いて測定する。
- 骨密度の単位はcm2・g-1である。
- 検出器にはBaFX:Eu2+が用いられる。
- アルミニウム製の基準物質を同時に測定する必要がある。
- 被検者に二つの異なるエネルギーのX線を照射して測定を行う。
解説
- 腰椎と股関節の冠状断を用いて測定
- 骨密度の単位はg・cm-2である
- BaFX:Eu2+は輝尽発光蛍光体なので骨密度装置には用いない
- アルミニウム製の基準物質と手を撮影するのはMD法
答え 5
午前 問10
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に規定される医療機器で正しいのはどれか。
- 再生医療等製品は医療機器に含まれる。
- 添付文書の記載事項は規定されていない。
- 「一般医療機器」「管理医療機器」「高度管理医療機器」に分類されている。
- 「特定保守管理医療機器」は特定の条件下で保守管理が免除されるものをいう。
- 疾病の診断・治療を目的としたプログラム(ソフトウェア)は医療機器に該当しない。
解説
- 再生医療等製品は医療機器に含まれない
- 添付文書の記載事項は規定されている
- 「特定保守管理医療機器」は保守点検や修理、管理に専門的な知識・技能を必要とする医療機器
- 疾病の診断・治療を目的としたプログラム(ソフトウェア)も医療機器に含まれる
答え 3

