もくじ
午前 問11
CT値が50HUである物質のX線減弱係数μaと水のX線減弱係数μwとの比μa/μwはどれか。
- 0.50
- 1.05
- 1.50
- 5.05
- 50.0
解説
50 = 1000 ×(μa – μw)/ μw
μa/μw = 1.05
答え 2
午前 問12
MRI装置について誤っているのはどれか。
- RFコイルは受信コイルとして機能する。
- 高周波回路系送信部はRFパルスを生成する。
- 傾斜磁場コイルでスピンの位置情報を付加できる。
- 高周波回路系受信部は MR 信号をデジタル化する。
- QD〈quadrature detection〉コイルは傾斜磁場コイルの一つである
解説
QDコイルは直交配置された2つのコイルで位相が90°ずれた異なる2つの信号を取得できるRFコイル
答え 5
午前 問13
MRI撮影時に生じる大きな音の発生源はどれか。
- 静磁場磁石
- 受信用コイル
- 送信用コイル
- 傾斜磁場コイル
- クライオスタット
解説
MRI装置の騒音=傾斜磁場コイルの振動
答え 4
午前 問14
直接撮影用X線装置の不変性試験(JIS Z 4752-2-11)の試験項目と試験頻度の組合せで正しいのはどれか。
- 幾何学的特性
- 受像面へのX線入力
- 高コントラスト解像度
- X線源装置からのX線出力
- X線像全域の光学的濃度変化
解説
全て試験項目は少なくとも3か月に1回不変性試験を実施する
答え 3
午前 問15
パラレルイメージングを併用した高速スピンエコー法で撮影した場合の撮影時間[s]はどれか。
ただし、TR4,000ms、TE100ms、FOV32cm、周波数エンコード数512、位相エンコード数256、エコートレイン数32、加算回数2、パラレルイメージングファクタ4とする。
- 8
- 16
- 32
- 262
- 512
解説
撮影時間=繰り返し時間×位相エンコード数×加算回数÷エコートレイン数÷パラレルイメージングファクタ
4 × 256 × 2 ÷ 32 ÷ 4 = 16
答え 2