国家試験受験生向け

診療放射線技師国家試験の解説について

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 出題年数・問題ごとの解説ページはこちらから簡単に移動できます。

 自分で学習する場合は診療放射線技師国家試験問題集を利用すると解説もあるので便利です。また、下記記事なども参考にしてみてください。

国家試験でよく問われる特殊な名前の撮影法

 撮影法通りに撮影することで、どの医療施設で撮影しても同じ質の画像を提供することができます。特に整形領域では過去の画像との比較が重要なので、いつでも同じ画像が撮れるようにならなければいけません。

 国家試験では具体的な撮影方法が稀に問われますが、それよりも撮影法名(特にカタカナのもの)が問われることが多いです。要点を押さえれば簡単なので受験生の方はぜひ覚えておきましょう。

頭部

 最近ではCTのみで骨折・出血の有無を診断することも多いですが、被ばく量の多さから若い方にはX線撮影のみをおこなうこともあります。

  • タウン法
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MRI画像の種類を覚えよう!(頭部MRI基本撮影編)

 今回はよく撮影される頭部MRI画像を紹介します。ちなみに、掲載している画像は昔撮影した自分の頭部画像です。

定番のMRI画像の種類と特徴

T1強調画像(T1WI)

  • 脳脊髄液、骨皮質は低信号
  • 白質は灰白質よりやや高信
  • 皮下脂肪は高信号
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高齢者に多くみられる骨折

 今回は高齢者に多い4つの骨折についてです。過去に国家試験で問われていた記憶があるので(勘違いかもしれませんが…)、解説していきます。

高齢者に多い4つの骨折

 高齢になるほど歩行や立っていることが困難になってきます。そうなると転倒や尻もちが多くなり、高齢に伴う骨粗鬆症も合わさって骨折が多くなります。

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