もくじ
午後 問71
体表基準と脊椎の位置との組合せで正しいのはどれか。
- 下顎角
第1頸椎レベル - 胸骨柄上縁
第7頸椎レベル - 剣状突起
第10胸椎レベル - 腸骨上縁
第3腰椎レベル - 恥骨結合上縁
第2仙椎レベル
解説
- 下顎角
第3頸椎レベル - 胸骨柄上縁
第2~3胸椎レベル - 腸骨上縁
第4~5腰椎レベル - 恥骨結合上縁
尾骨レベル
答え 3
午後 問72
腹部単純X線撮影で正しいのはどれか。
- ニボーは石灰化のサインである。
- 120kV程度の管電圧で撮影される。
- 吸気停止下では可検領域が広くなる。
- 立位正面撮影では横隔膜を確実に含む。
- 腹腔内遊離ガスの観察には背臥位が適している。
解説
- ニボー(鏡面像)はイレウス(腸閉塞)のサイン
- 70kV程度の管電圧で撮影される
- 呼気停止下では可検領域が広くなる(横隔膜が上がるため)
- 立位正面撮影では横隔膜を確実に含む(フリーエアの有無を確認)
- 腹腔内遊離ガスの観察には立位もしくは左側臥位
答え 4
午後 問73
X線撮影法と観察部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- マルチウス法
顆間窩 - ステンバース法
錐体 - ウォータース法
後頭蓋窩 - ローゼンバーグ法
肩甲骨 - ラウエンシュタイン法
股関節
解説
- マルチウス法
骨盤計測 - ウォータース法
上顎洞 - ローゼンバーグ法
膝関節
答え 2,5
午後 問74
乳房C-C方向撮影において正しいのはどれか。
- 乳房支持台の角度は45度である。
- 管電圧は圧迫乳房厚に正比例する。
- 自動露出制御〈AEC〉は使用しない。
- MLO方向撮影より圧迫圧を弱くする。
- 外側上部はブラインドエリアになりやすい。
解説
- 乳房支持台の角度は水平である
- 管電圧は圧迫乳房厚に反比例する
- 自動露出制御〈AEC〉は使用する
答え 5
午後 問75
水溶性ヨード造影剤で正しいのはどれか。
- 血漿より浸透圧が低い。
- 使用前にはヨードテストを実施する。
- 経口投与では大部分が尿中から排泄される。
- モノマー型製剤はダイマー型製剤よりも分子量が大きい。
- 非イオン性製剤はイオン性製剤よりも即時型副作用が少ない。
解説
- 血漿より浸透圧が高い
- ヨードテストはアレルギー反応を誘発する恐れがある
- 経口投与では大部分が便として排泄される
- モノマー型製剤はダイマー型製剤よりも分子量が小さい
答え 5

