もくじ
午前 問11
永久磁石のMRI装置の特徴について、超電導磁石のMRI装置と比較した場合に正しいのはどれか。
- 磁場強度が高い。
- クエンチが発生しない。
- 磁場の安定性が優れる。
- 電波シールドが不要である。
- 傾斜磁場コイルが不要である。
解説
- 磁場強度が低い
- 磁場の安定性は超電導磁石の方が優れる
- どちらも電波シールド・傾斜磁場コイルが必要
答え 2
午前 問12
超音波検査の特徴で正しいのはどれか。
- 部分体積効果がない。
- 再現性は術者に依存しない。
- 任意の断層面を選択できない。
- Mモードは心臓の検査に用いる。
- 深部の観察には高い周波数のプローブを用いる。
解説
- 部分体積効果が生じる
- 再現性は術者に依存しやすい
- 任意の断層面を選択できる
- 深部の観察には低い周波数、体表の観察には高い周波数のプローブを用いる
答え 4
午前 問13
DSAで正しいのはどれか。
- 静脈は描出できない。
- 体動の影響を受けない。
- 撮影中に画像を確認することはできない。
- リカーシブフィルタはノイズを低減する。
- 血管の輪郭を強調するために低周波数強調フィルタを使用する。
解説
- 動脈・静脈どちらも描出可能
- 体動の影響を受けやすい
- 撮影中に画像を確認できる
- 血管の輪郭を強調するためにエッジフィルタを使用する
答え 4
午前 問14
X線CTで誤っているのはどれか。
- 造影効果を高めるには管電圧を低くする。
- 管電圧が高くなるほど画像ノイズは低下する。
- 管電圧が高くなるほど金属アーチファクトは抑制される。
- dual energy撮影により仮想的な非造影画像を作成できる。
- 管電流が大きくなるほど低コントラスト分解能は低下する。
解説
低コントラスト分解能は管電圧によって変化する
答え 5
午前 問15
MRIで数値を大きくするとSN比が低下するのはどれか。
- 加算回数
- 静磁場強度
- 受信バンド幅
- ボクセルサイズ
- RFコイルの感度
解説
受信バンド幅が大きくなるとSN比は低下する。それ以外の選択肢ではSN比は増加する。
答え 3

