第75回診療放射線技師国家試験を解説#AM46~50

午前 問46

1ピクセルが100 μm のFPDで撮影した胸部X線画像のデータ量[MB]に最も近いのはどれか。 
ただし、FPD の有効視野は43cm×43cm、階調数は16bitとする。 

  1. 16 
  2. 37 
  3. 148 
  4. 296

解説

0.43 × 104 × 0.43 × 104 × 2 = 36.98 × 106

答え 3

午前 問47

PACS について正しいのはどれか。 

  1. 画像を検索・参照する機能を持つ。 
  2. 保存した画像は永久保存する義務がある。 
  3. 放射線部門内で発生した画像のみ保管が可能である。 
  4. RISとPACS間の検査オーダ情報の伝達はDICOM規格で行う
  5. 他院から提供された画像データはPACSに保管する義務がある。 

解説

  • 画像の保存は医師法で5年間、医療法施行規則で2年間
  • 放射線部門内で発生した画像以外にも読影レポートや心電図計などの結果も保管できる
  • RISとモダリティ間の検査オーダ情報の伝達はDICOM規格で行う
  • 他院から提供された画像データはPACSに保管できるが、義務ではない

答え 1

午前 問48

画像のデジタル化について正しいのはどれか。 

  1. 量子化を行ったあとに標本化を行う。 
  2. ナイキスト周波数は標本化周波数の2 倍である。 
  3. 標本化定理により適切な量子化ビット数を決める。 
  4. 量子化ビット数を増やすと量子化誤差は大きくなる。 
  5. 最高周波数が10 cycles/mm のアナログ画像を 0.1 mm 間隔で標本化するとエリアシング誤差を生じる。 

解説

  • 標本化を行ったあとに量子化を行う
  • ナイキスト周波数は標本化周波数の1/2
  • 標本化定理により適切な標本化レベルを決める
  • 量子化ビット数を増やすと量子化誤差は小さくなる

答え 5

午前 問49

フーリエ変換の性質で正しいのはどれか。 
ただし、f(x)、g(x)は空間の関数で、F(u)、G(u)はそれぞれの関数のフーリエ変換とする。

  1. f(2x)のフーリエ変換は F(2u)である。 
  2. 2f(x)のフーリエ変換は1/2 F(u)である。 
  3. |f(x)| の面積と|F(u)|の面積は等しい。 
  4. f(x) + g(x)のフーリエ変換は F(u)G(u)である。 
  5. f(x)とf(x-2)のフーリエ変換の絶対値は等しい。

解説

  • f(2x)のフーリエ変換は 1/|α| × F(u/α)
  • 2f(x)のフーリエ変換は2F(u)
  • |f(x)| の面積と|F(u)|の面積は等しいとは限らない
  • f(x) + g(x)のフーリエ変換は F(u)+G(u)である。 

答え 5

午前 問50

健常成人の体重で水が占める割合[%]に最も近いのはどれか。

  1. 20 
  2. 40 
  3. 60 
  4. 90 

解説

知識問題
知っているかどうかなので覚えるのみ

答え 4

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