もくじ
午前 問11
超伝導磁石と冷却に用いられるヘリウムについて誤っているのはどれか。
- 液体のヘリウムは不燃性である。
- 気体のヘリウムは空気より軽い。
- 気体のヘリウムは無色透明である。
- 超伝導状態にある電磁石の電気抵抗は0である。
- 気体のヘリウムは微量でも吸引すると危険である。
解説
ヘリウムガスはネタアイテムとしても知られているのでわかりますよね?
大量吸引は危険だが、微量なら問題ない
答え 5
午前 問12
JIS Z 4751-2-43に規定される透視用X線装置の基本性能について誤っている のはどれか。
- 通常透視の最大空気カーマ率は50mGy/minであること。
- 危害を加える恐れのある部分の制御はデッドマン形制御とすること。
- 透視用積算タイマは透視中に一定時間が経過した場合に警告音を発するこ と。
- 高線量率透視制御を備える装置にあっては最大空気カーマ率が125mGy/minに制限されること。
- 受像器を通過した空気カーマ率は受像器の接触可能表面から10cmの距離で15μGy/h以下であること。
解説
受像器を通過した空気カーマ率は受像器の接触可能表面から10cmの距離で150μGy/h以下であること。(医療用エックス線装置基準”の標準試験方法より)
答え 5
午前 問13
JIS Z 4752の「医用画像部門における品質維持の評価及び日常試験方法」で定められている性能試験はどれか。2つ選べ。
- 受入試験
- 負荷試験
- 不変性試験
- 幾何学的試験
- 全体評価試験
解説
QAガイドラインは、受入試験と不変性試験で構成される
答え 1,3
午前 問14
1.5TのMRI装置と比較して、3Tの装置でみられるのはどれか。
ただし、静磁場強度以外の条件は同一とする。
- T1値の延長
- T2値の短縮
- SARの減少
- 磁気回転比の増大
- 化学シフト[ppm]の増大
解説
- 1.5T装置に比べ約2倍の信号が得られる
- 空間解像度が向上
- 撮像時間が短縮
- T1値が延長
- SARの増加
答え 1
午前 問15
MRI検査室内に白い煙のようなものが認められた。
発生原因として考えられるのはどれか。
- 液体ヘリウムが気化した。
- 装置の静磁場強度が上昇した。
- 検査室内の酸素濃度が上昇した。
- 床にこぼれた造影剤が気化した。
- 検査台がRFパルスによって発熱した。
解説
MRI検査室内に白い煙といえばクエンチングと考えられる
答え 1