もくじ
午前 問76
正弦波交流の実効値Veと平均値Vaとの比(Ve:Va)はどれか。
- π:1
- π:√2
- π:√3
- π:2
- π:2√2
解説
波形率 = 実効値 / 平均値 = π / 2√2
実効値:平均値 = π:2√2
答え 5
午前 問77
半導体の性質で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 熱電効果が現れる。
- 磁界によってホール効果が現れる。
- 光照射によって電気抵抗率が高くなる。
- 温度が高くなると電気抵抗率が高くなる。
- 微量不純物の添加量に比例して電気抵抗率が高くなる。
解説
- 光照射によって電気抵抗率が低くなる(電気伝導率が増加する)
- 温度が高くなると電気抵抗率が低くなる
- 微量不純物の添加量に比例して電気抵抗率が低くなる
答え 1,2
午前 問78
物理量と放射線の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
- W値
- カーマ
- 阻止能
- 照射線量
- 質量エネルギー吸収係数
解説
- W値
- カーマ
- 阻止能
- 照射線量
- 質量エネルギー吸収係数
答え 1,5
午前 問79
発光現象を利用した検出器はどれか。2つ選べ。
- 電離箱
- GM計数管
- 比例計数管
- シンチレーション検出器
- 熱ルミネッセンス線量計
解説
- 電離箱:電離作用を利用
- GM計数管:電離作用を利用
- 比例計数管:電離作用を利用
- シンチレーション検出器:発光現象を利用
- 熱ルミネッセンス線量計:発光現象を利用
答え 4,5
午前 問80
吸収線量で正しいのはどれか。
- 熱量計によって絶対測定ができる。
- 制限質量衝突阻止能比に反比例する。
- 測定値の温度気圧補正にはBoagの式が用いられる。
- 過渡電子平衡が成立するときは衝突カーマに等しい。
- 霧箱ではBragg-Gray〈ブラッグ・グレイ〉の空洞理論に基づいて測定する。
解説
- 制限質量衝突阻止能比に比例する
- 測定値のイオン再結合補正にはBoagの式が用いられる
- 2次電子平衡が成立するときは衝突カーマに等しい
- 霧箱はブラッグ・グレイの空洞理論と関係しない
答え 1