新型コロナウイルスワクチン供給の目処が立ってきて収束が現実味を帯びてきましたね!
今回はワクチンがどのような物なのかを簡単に解説していこうと思います。詳しい内容は厚生労働省が情報を公開していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
診療放射線技師向け
令和3年4月1日より電離放射線障害防止規則の改定・施行
令和3年4月1日より電離放射線障害防止規則が改定・施行されるので、簡単に紹介・解説をしていきます。放射線従事者は下記サイトも参照の上、4月1日を迎えましょう。また、来年受験の受験生の方も問われてもいいように覚えておきましょう。
続きを読む脳出血の好発部位と部位別の症状
脳出血は救急医療に携わっているとよく見られる疾患です。脳卒中のうちのおよそ20%を占め、死に至る可能性もある疾患であるためよく理解をしておくべきだと思っています。今回はそんな脳出血の好発部位と出血部位による症状を解説します。
続きを読むMRIでは貼り薬にも注意しよう!【MRI禁忌な貼り薬一覧】
MRIの検査をする際に金属類や磁気カードなどの持ち込みが禁止されているのは診療放射線技師は勿論のこと、一般の方もご存知の方は多いのではないかと思われます。
細かなことを言うと、MRI禁忌なものや望ましくないものは多くあります。湿布などの貼り薬もそのひとつで、火傷の恐れや画像に影響が出る可能性があることから全て外して検査する病院もあれば、一度外してしまうと再度貼り直して使用できない貼り薬もあるので極力貼ったまま検査する病院もあります。ただ、貼り薬の中にはMRIに絶対持ち込んではいけない種類があります。高確率で画像に影響を及ぼし火傷の恐れもあるため、いくつかの貼り薬は必ず外していただく必要があります。
今回はそんな貼り薬の中で必ず外さなくてはならない種類をまとめました。
頭部MRIは撮影の順番が重要!優先順位を考えよう!
以前に頭部MRIの画像の種類を紹介しましたが、その種類の多さから撮影の優先順位について我々は考えなければなりません。特にMRIは時間を使う検査であるために重要な撮影は最初の方に撮影しておくのが望ましいです。
撮影の順番は医療施設によってやや異なる場合がありますが、今回は私が撮影時に意識している撮影目的別に優先度の高い撮影を解説していきます。
新型コロナ画像診断支援サービスについて
ご存知の医療施設も多いと思いますが、聖マリアンナ医科大学は今年3月からhttps://covid-19.nobori.in/にて6月末まで新型コロナウイルス疑いに対する無償の遠隔読影サービスを提供されていました。
以降はソニーが協力の下、エムスリー株式会社主導で新型コロナウイルス読影サービスをhttps://m3comlp.m3.com/lp/m3com/covid19_dokueiにて提供されるそうです。無償サービスだそうですので、積極的に新型コロナウイルス患者様を受け入れている医療施設は利用してみてはどうでしょうか。
医療現場が実際におこなっている新型コロナウイルス対策
東京ではコロナウイルス陽性患者数が毎日100,200人ほど増えていて、全国的にも少なくない数が増加しているので、まだまだ予断を許さない状況でしょう。自分が感染しないように気を引き締めて、正しいコロナ対策をおこないましょう。
続きを読む造影剤の新常識!造影剤使用直後の母乳や子供への影響はなし!?
日本で使用が認められているヨード造影剤およびガドリニウム造影剤の添付文書を見ると『授乳中の女性への造影剤投与後24時間または48時間は授乳をさけること』とされています。EOB・プリモビスト注シリンジでも『本剤投与後24時間は授乳を避けさせること』とあります。もちろん、乳児に母乳を介して造影剤を摂取させないためなのですが、近年では母親が造影剤を使用しても授乳による乳児への影響は殆ど無いと考えられています。
続きを読む頭部MRIのT1画像で歯状核に高信号がみられるとき
MRIの検査をおこなっていると極稀に小脳の歯状核部分がT1で高信号にでる患者様がいます。始めて見たときに「なんだコレ!?」と、様々な書籍をひっくり返して調べた覚えがあります。MRIに携わっている皆様は見たことがあるでしょうか?また、原因を知っているでしょうか?今回はその原因についてのお話です。
続きを読む医療被ばくって大丈夫なの?病院で使われるレントゲン検査やCT検査、放射線治療と被ばくの関係
医療被ばくで障害は起こらないのか?
画像検査・放射線治療における被ばく量
まずは下の画像を御覧ください。放射線医学総合研究所から出ている画像です。
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