MRIでは貼り薬にも注意しよう!【MRI禁忌な貼り薬一覧】

 MRIの検査をする際に金属類や磁気カードなどの持ち込みが禁止されているのは診療放射線技師は勿論のこと、一般の方もご存知の方は多いのではないかと思われます。
 細かなことを言うと、MRI禁忌なものや望ましくないものは多くあります。湿布などの貼り薬もそのひとつで、火傷の恐れや画像に影響が出る可能性があることから全て外して検査する病院もあれば、一度外してしまうと再度貼り直して使用できない貼り薬もあるので極力貼ったまま検査する病院もあります。ただ、貼り薬の中にはMRIに絶対持ち込んではいけない種類があります。高確率で画像に影響を及ぼし火傷の恐れもあるため、いくつかの貼り薬は必ず外していただく必要があります。
 今回はそんな貼り薬の中で必ず外さなくてはならない種類をまとめました。

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診療放射線技師国家試験の解説について

 当ブログでは診療放射線技師国家試験過去問を出題年度ごとに簡単な解説を入れながら公開しています。ただし、掲載された情報に対してその正確性を保証していません。プライバシーポリシー・免責事項に同意しての閲覧をお願いいたします。
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 自分で学習する場合は診療放射線技師国家試験問題集を利用すると解説もあるので便利です。また、下記記事なども参考にしてみてください。

頭部MRIは撮影の順番が重要!優先順位を考えよう!

 以前に頭部MRIの画像の種類を紹介しましたが、その種類の多さから撮影の優先順位について我々は考えなければなりません。特にMRIは時間を使う検査であるために重要な撮影は最初の方に撮影しておくのが望ましいです。
 撮影の順番は医療施設によってやや異なる場合がありますが、今回は私が撮影時に意識している撮影目的別に優先度の高い撮影を解説していきます。

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新型コロナ画像診断支援サービスについて

 ご存知の医療施設も多いと思いますが、聖マリアンナ医科大学は今年3月からhttps://covid-19.nobori.in/にて6月末まで新型コロナウイルス疑いに対する無償の遠隔読影サービスを提供されていました。

 以降はソニーが協力の下、エムスリー株式会社主導で新型コロナウイルス読影サービスをhttps://m3comlp.m3.com/lp/m3com/covid19_dokueiにて提供されるそうです。無償サービスだそうですので、積極的に新型コロナウイルス患者様を受け入れている医療施設は利用してみてはどうでしょうか。