もくじ
午後 問76
心臓カテーテル検査で正しいのはどれか。
- 油性造影剤を使用する。
- 左室造影像から駆出率を評価できる。
- 右冠動脈造影では回旋枝が造影される。
- 大腿動脈から挿入したカテーテルは腹腔動脈を経て心臓へ到達する。
- 左冠動脈造影ではSwan-Ganz〈スワン・ガンツ〉カテーテルを使用する。
解説
- 油性造影剤は塞栓物質であるため使用しない
- 左冠動脈造影では回旋枝が造影される
- 大腿動脈から挿入したカテーテルは大動脈を経て心臓へ到達する
- スワン・ガンツカテーテルは心拍出量や右心房・右心室圧などの測定に用いる
答え 2
午後 問77
IVRについて疾患と手技の組合せで正しいのはどれか。
- 胆管癌
- 肝細胞癌
- 骨盤骨折
- 冠動脈狭窄
- 脳動脈瘤破裂
解説
- 肝細胞癌
- 骨盤骨折
- 冠動脈狭窄
- 脳動脈瘤破裂
答え 1
午後 問78
X線CTで正しいのはどれか。
- 正常な肝臓のCT値は脂肪より高い。
- 石灰化の描出能はMRIより劣っている。
- 上腹部の単純CTでは検査前日から絶飲食とする。
- 脳梗塞巣は正常な脳実質より高い吸収域を呈する。
- 消化管に残存する硫酸バリウムはアーチファクトとならない。
解説
- 石灰化の描出能はMRIより優れる
- 上腹部の単純CTでは当日から絶飲食とする
- 脳梗塞巣は正常な脳実質より低い吸収域を呈する
- 消化管に残存する硫酸バリウムはアーチファクトとなる
答え 1
午後 問79
腹部のダイナミックCTで正しいのはどれか。
- 撮影は自由呼吸下で行う。
- 造影剤はボーラス投与する。
- 非放射性のXeガスを使用する。
- 一度の息止めで多時相を撮影する。
- 位置決め画像の撮影は造影剤注入開始後に行う。
解説
- 撮影では息止めを行う
- 非イオン性ヨード造影剤を使用する
- 時相毎に息止めを行って撮影する
- 位置決め画像の撮影は造影剤注入開始前に行う
答え 2
午後 問80
DXA法による骨塩定量検査で正しいのはどれか。
- CT装置を使用する。
- 骨密度の単位はg/cm2である。
- 測定部位は第2中手骨である。
- 軟部組織の影響を排除するために水を利用する。
- アルミニウム製の基準物質を撮影する必要がある。
解説
- DXA装置を使用する
- 測定部位は腰椎・大腿骨である
- MD法ではアルミニウム製の基準物質を撮影する必要がある
答え 2