第68回診療放射線技師国家試験を解説#AM11~15

午前 問11

X線CT装置で検出器の出力を最初に受け取るのはどれか。 

  1. PACS 
  2. 画像処理装置 
  3. 再構成演算装置 
  4. 画像データ保存装置 
  5. データ収集システム〈DAS〉 

解説

データ収集システム → 再構成演算装置 → 画像処理装置 → PACS・画像データ保存装置

答え 5

午前 問12

MRI装置の静磁場が強い場合、正しいのはどれか。 

  1. SARが低下する。 
  2. 縦緩和時間が短縮する。 
  3. T2による影響が減少する。 
  4. 撮影可能な範囲が狭くなる。 
  5. Larmor〈ラーモア〉周波数は低くなる。 

解説

  • SARは静磁場強度の2乗に比例
  • 縦緩和時間が延長
  • T2による影響が増加
  • Larmor〈ラーモア〉周波数が比例(ω=rB)

答え 4

午前 問13

MRI装置で正しいのはどれか。2つ選べ。 

  1. 永久磁石は磁気材料の温度依存性が少ない。 
  2. 永久磁石は超電導磁石に比べ維持費が安い。 
  3. 超電導磁石の静磁場方向は体軸に平行である。 
  4. 常電導磁石は常時液体ヘリウムで冷却する必要がある。 
  5. 超電導磁石は超電導状態になれば液体ヘリウムは必要ない。 

解説

  • 永久磁石は温度依存性が高い
  • 常電導磁石は常時水で冷却する必要がある
  • 超電導磁石は常時液体ヘリウムで冷却する必要がある

答え 2,3

午前 問14

造影剤自動注入器の使用で誤っているのはどれか。 

  1. MRIの造影剤自動注入器にシリンジタイプ造影剤を用いる。 
  2. MRIに用いる造影剤自動注入器は超音波モータを使用している。 
  3. 血管造影検査に用いる造影剤自動注入器はX線制御装置と連動する。 
  4. CTコロノグラフィでは硫酸バリウムを造影剤自動注入器で注入する。 
  5. X線CTにはデュアルインジェクタヘッドの造影剤自動注入器を使用する。 

解説

CTコロノグラフィでは硫酸バリウムはあまり使用されず、ガスを注入する

答え 4

午前 問15

MRIで撮影時間が1/2になるのはどれか。 

  1. 加算回数を2倍にする。 
  2. SENSE factorを2倍にする。 
  3. 位相エンコード数を2倍にする。 
  4. 周波数エンコード数を1/2にする。 
  5. 高速スピンエコー法のエコートレイン数を1/2にする。 

解説

  • 加算回数を1/2倍する
  • 位相エンコード数を1/2にする
  • 周波数エンコード数は撮影時間に影響しない
  • 高速スピンエコー法のエコートレイン数を2倍にする

答え 2

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