もくじ
午前 問6
焦点外X線で正しいのはどれか。
- 焦点近傍で最も多く発生する。
- 線質は焦点近傍ほど硬質となる。
- X線写真のコントラストを向上させる。
- 集束電極で集束されなかった電子によって生じる。
- 発生する量は固定陽極の方が回転陽極よりも多い。
解説
- 線質は焦点遠方ほど硬質
- X線写真のコントラストを低下させる
- 熱電子が焦点へ衝突後発生した二次電子が焦点外で衝突して発生する
- 発生する量は固定陽極の方が回転陽極よりも少ない
答え 1
午前 問7
X線高電圧装置でフィードバック制御を行うのはどれか。
- 自己整流X線装置
- インバータ式X線装置
- コンデンサ式X線装置
- 単相 ピーク形X線装置
- 三相12ピーク形X線装置
解説
答え 2
午前 問8
I.I.の性能表示で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 変換係数
- 最大輝度
- 時間分解能
- 輝度均一性
- 量子検出効率
解説
I.I.の性能
- 変換係数
- コントラスト比
- 解像度
- 空間周波数特性
- 量子検出効率
- 空間分解能
- 画像ひずみ
答え 1,5
午前 問9
超音波画像診断装置の探触子の構成部品でないのはどれか。
- 振動子
- 整合層
- 音響レンズ
- パッキング材
- 光電子増倍管
解説
光電子増倍管は主に放射線検出器に用いられる
答え 5
午前 問10
デジタル検出器で正しいのはどれか。
- 量子化を行った後に標本化を行う。
- FPDとCRの画像性能を比較するのにDQEを用いる。
- 直接変換方式FPDではアモルファスシリコンで電荷に変換する。
- 間接変換方式FPDではシンチレータの厚みは50μm程度である。
- CRでは読み取り終了後、赤外光を照射して残存データを消去する。
解説
- 標本化を行った後に量子化を行う
- 直接変換方式FPDではアモルファスセレン(a-Se)で電荷に変換する
- 間接変換方式FPDではシンチレータの厚みは400~600μm程度
- CRでは読み取り終了後、白色光を照射して残存データを消去する
答え 4