もくじ
午後 問71
放射性壊変について正しいのはどれか。
- 平均寿命は壊変定数に比例する。
- 半減期は平均寿命の1.44倍である。
- 半減期は壊変定数と比例の関係にある。
- 半減期は最初に存在した原子数が半分になる時間である。
- 壊変定数は最初に存在した原子数が1/eになる時間である。
解説
- 壊変定数 λ = 0.693 / T = 1 / τ (T:半減期、τ:平均寿命)
- 平均寿命は最初に存在した原子数が1/eになる時間
答え 4
午後 問72
511keVのγ線がコンプトン散乱するときの散乱角90度の散乱線エネルギー[keV]に最も近いのはどれか。
- 128
- 170
- 256
- 341
- 511
解説
hν = 511keV、θ = 90°よりhν’ = 256keV
答え 3
午後 問73
8MeVのα線と2MeVの陽子線の質量衝突阻止能をそれぞれSα、Spとする。
Sα/Spに最も近いのはどれか。
- 1
- 2
- 4
- 8
- 16
解説
上式よりSα = 2、Sp = 0.5
答え 3
午後 問74
5MHzの超音波が生体軟部組織を伝播するときの波長[mm]に最も近いのはどれか。
ただし、生体軟部組織の伝播速度は1,500m・s-1とする。
- 0.1
- 0.3
- 0.5
- 1.5
- 3.3
解説
(1500 × 103) / (5 × 106) = 0.3
答え 2
午後 問75
正弦波交流回路の電圧波形vと電流波形iを図に示す。
消費電力[W]に最も近いのはどれか。
- 38
- 65
- 75
- 130
- 150
解説
V = 15 / √2、I = 10 / √2なので
P = VIcosθ = 75 / 2 = 37.5
答え 1