第74回診療放射線技師国家試験を解説#AM1~5

午前 問1

元素記号と元素名の組合せで正しいのはどれか。

  1. Cu     クロム
  2. Ge     ガリウム
  3. Ce     セレン
  4. Lu     ルテチウム
  5. Ta     タリウム

解説

  • Cu    
  • Ge     ゲルマニウム
  • Ce     セリウム
  • Ta     タンタル

答え 4

午前 問2

放射性壊変について正しいのはどれか。

  1. α壊変では原子番号が変化しない。
  2. β壊変では質量数が1つ減少する。
  3. β壊変では原子番号が変化しない。
  4. 軌道電子捕獲では質量数が変化しない。
  5. 核異性体転移では原子番号が1つ増加する。

解説

  • α壊変では原子番号-2質量数-4
  • β壊変では原子番号-1質量数±0
  • β壊変では原子番号+1質量数±0
  • 軌道電子捕獲では原子番号-1質量数±0
  • 核異性体転移では原子番号±0質量数±0

答え 4

午前 問3(正答なし

放射性核種の分離で正しいのはどれか。

  1. 補集剤は担体の一種である。
  2. 同位体担体は化学的に分離できる。
  3. 保持担体は共沈させるために加える。
  4. スカベンジャは目的核種を沈殿させる。
  5. トレーサ量では担体を加える必要はない。

解説

  • 同位体担体は化学的性質が同じであるため化学的に分離が難しい
  • 保持担体は放射性核種または不純物を溶液から沈殿させるために加える
  • スカベンジャは目的核種以外の核種を沈殿させる
  • イオン交換法や溶媒抽出法でトレーサ量の分離が可能

答え 正答なし

午前 問4

標識化合物の生合成法で正しいのはどれか。

  1. 比放射能の制御が容易である。
  2. 標識位置の特定が容易である。
  3. 無機化合物の合成に用いられる。
  4. 微生物の代謝を利用した方法がある。
  5. 放射化学的純度の高い化合物が得られる。

解説

生合成法:植物や微生物などの生物の代謝反応を利用して有機化合物に標識する方法

答え 4

午前 問5

焦点外X線で正しいのはどれか。2つ選べ

  1. 陽極の全体から発生する。
  2. 画像のコントラストを低下させる。
  3. 線質は焦点近傍ほど光子のエネルギーが高い。
  4. 集束電極で集束されなかった電子のため生じる。
  5. 発生する量は回転陽極よりも固定陽極の方が多い。

解説

  • 焦点近傍で発生しやすい
  • 焦点近傍で線質は軟らかく、離れるほど硬い
  • 光子エネルギーが高いほど焦点より遠くでX線を発生させる
  • 発生する量は固定陽極よりも回転陽極の方が多い

答え 1,2

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コメント

  1. ゆき より:

    問2 α壊変では原子番号-2かな

    1. 報告ありがとうございます。訂正します。

  2. ゆき より:

    こちらこそありがとうございます。簡潔でわかりやすく、とても助かっています。^^

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