第73回診療放射線技師国家試験を解説#AM41~45

午前 問41

通常分割照射において耐容線量が最も低いのはどれか。

  1. 脊髄
  2. 脳幹
  3. 膀胱
  4. 耳下腺
  5. 水晶体

解説

基本的にこの手の問題は水晶体が選択肢にあって正答な気がする

答え 5

午前 問42

術中照射が有効なのはどれか。

  1. 膵癌
  2. 髄芽腫
  3. 上咽頭癌
  4. 前立腺癌
  5. 悪性リンパ腫

解説

答え 1

午前 問43

多分割照射を行うのはどれか。

  1. 舌癌
  2. 子宮頸癌
  3. 前立腺癌
  4. 小細胞肺癌
  5. 悪性リンパ腫

解説

多分割照射は小細胞肺がん中咽頭がんに適応される

答え 4

午前 問44

乳房温存療法における患側全乳房照射後の有害事象はどれか。

  1. 食道炎
  2. 脊髄炎
  3. 肺臓炎
  4. 甲状腺炎
  5. 唾液腺炎

解説

乳房に隣接する臓器に有害事象が起こりやすく、肺臓炎皮膚障害に注意しなければならない

答え 3

午前 問45

10進法の12.4を2進法に変換した値はどれか。
ただし小数点は第4位まで表示されたものとする。

  1. 1010.0011
  2. 1010.0110
  3. 1100.0110
  4. 1100.1001
  5. 1110.0011

解説

2進数の小数部分は順番に小数部分を2の掛け算をすることで変換できる
0.4 × 2 = 0.8
0.8 × 2 = 1.6
0.6 × 2 = 1.2
0.2 × 2 = 0.4
あとは上から整数部分の0110を並べるだけである

答え 3

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