第75回診療放射線技師国家試験を解説#AM31~35

午前 問31

疾患と放射性医薬品の組合せで正しいのはどれか。 

  1. 橋本病          123I-BMIPP 
  2. 神経芽腫         131I-アドステロール 
  3. 副甲状腺癌        Na131
  4. 副甲状腺腺腫       99mTc-MIBI 
  5. 再生不良性貧血      99mTc-HSA-D 

解説

  • 橋本病          Na123I
  • 神経芽腫         ²³I-MIBG
  • 副甲状腺癌        99mTc-MIBI
  • 再生不良性貧血      111InCl3

答え 4

午前 問32

PET装置の性能評価において、空間分解能に影響する因子として誤っているのはどれか。 

  1. 角度揺動 
  2. 収集時間 
  3. 陽電子の飛程 
  4. 画像再構成条件 
  5. 検出器結晶サイズ 

解説

収集時間は空間分解能に影響しない
検出器結晶サイズは空間分解能のへの影響が大きい

答え 2

午前 問33

2核種同時収集について誤っているのはどれか。 

  1. 散乱線の低減にTEW法が有用である。 
  2. 99mTcと201Tlの同時収集が可能である。 
  3. 異なる放射性医薬品を用いた位置ずれのないSPECT画像が得られる。
  4. 半導体式のSPECT装置はシンチレーション式に比べて光電ピークの分離精度が高い。 
  5. 異なる核種のエネルギースペクトルが相互干渉する現象をクロスキャリブレーションという。

解説

異なる核種のエネルギースペクトルが相互干渉する現象をクロストークという

答え 5

午前 問34

心電図同期心筋SPECTにおける解析で正しいのはどれか。 

  1. 左室肥大の影響を受けない。 
  2. 拡張期の心機能指標は得られない。 
  3. R-R間隔の分割数が多くなるとSN比が向上する。 
  4. 分割収集した画像を加算することで非同期の画像が得られる。
  5. R-R間隔の分割数が少なくなると収縮末期容量は過小評価となる。 

解説

  • 左室肥大によって壁厚の過小評価となる
  • 拡張期や収縮期の心機能指標が得られる
  • R-R間隔の分割数が多くなるとSN比が低下する
  • R-R間隔の分割数が少なくなると収縮末期容量は過大評価となる

答え 4

午前 問35

Performance Status〈PS〉スコア4の状態はどれか。 

  1. 歩行できる。 
  2. 全く動けない。 
  3. 日中の50%以上はベッド外で過ごす。 
  4. 自分の身の回りのことはすべてできる。 
  5. 発病前と同じ日常生活が制限なく行える。 

解説

  • 0:全く問題なく活動可能。発症前と同じ日常生活が送れる。
  • 1:激しい活動は制限されるが、歩行や軽作業(座っての作業など)は可能。
  • 2:歩行可能で身の回りのことはできるが、作業はできない。日中の50%以上はベッド外で過ごす。
  • 3:身の回りのことに介助が必要な場合がある。日中の50%以上をベッドや椅子で過ごす。
  • 4:全く動けず、身の回りのこともできない。終日ベッドか椅子で過ごす。

答え 2

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